情報とお知らせ
◆えっ!こんなに費用がかかるの・・・!?
新築でマイホームを購入して、そろそろ家の外壁の塗り替え時期かなと思い、どのくらい費用がかかるのか調べたところ、屋根の補修費用なども含めて、なんと100万円以上もかかってしまったなんてことは、決して他人ごとではありません。せっかく住宅ローンも終わりそうなのに、いったいこれからいくらのお金が必要になるのでしょうか。
◆戸建住宅築後30年の修繕の目安
標準的な戸建住宅の場合、屋根(80万円)、給排水管(90万円)や給湯器(40万円)の交換、シロアリ対策(15万円)やバルコニーの防水(30万円)などで、数百万円がかかり、その他にも必要に応じて、ユニットバスや、雨どいの修繕にも費用が必要になってきます。建て替えをせずに、修繕を繰り返していると、意外と費用はかかります。今は、慢性的な人手不足などを背景に工事費用も上昇していることも頭が痛い問題です。
◆負担があるのはマンションも同じ!
修繕費用の負担は、もちろん戸建住宅だけではなく、マンションも同じです。戸建とは異なって、毎月修繕費用を積み立てているのが普通ですが、それだけでは安心できない可能性もあります。実際に国交省の調査(マンション総合調査)では、3割以上のマンションが元々の計画に対して、修繕のための積立金が不足していると回答しているようです。
◆修繕費の計画も人生設計にいれましょう
資金がなくて修繕を先延ばしすると危険が増えてきます。出来る限り優先度の高い工事に絞って選択していくようにしてください。これからは、省エネ性の向上やバリアフリー化なども必要になる可能性があります。計画的に必要資金を考えていきましょう。(※文中にでてくる金額は目安です)
古い家がある土地を売却する場合、そのままで売りに出した方が良いのか、建物を解体して更地で出した方が良いのか、悩みどころですね。
一概にどれがいいのか言えず、物件状況に大きく左右されますが、ここでは一般的なメリットデメリットを大まかなに記させていただきます。
解体して更地で売却するメリット
土地の相場価格で売却することができ、買主様がすぐに家を建てられるので売却しやすくなります。また、売却まで、駐車場として貸すこともできます。
解体して更地で売却するデメリット
解体費用を売主様が負担しなければならないことになります。もし、解体後も売却できないと固定資産税が高くなります。
古家付土地で売却するメリット
解体費用を売主様が負担しなくてよく、買主様がそのまま住む場合は値引きが少なくて済む場合があります。固定資産税が(約6倍)高くなる心配もありません。
古家付土地で売却するデメリット
解体費用分の値引きを買主様から要求される場合があります。空き家の状態が続くと管理コストがかかることにもなります。
以上、ご参考になれば幸いです。